きたまちフェスタVol.4 ダイジェスト ・映像作品

展示場所: プラザノース2Fギャラリー8など

2018年開催のきたまちフェスタVol.4のダイジェスト映像。アーティストトーク時や直接出展作家の話を聴くことで、作品のポイントを知って撮影。作家一人一人が口頭で発した限りの想いとして少しでも伝えられるようなトーク形式での映像構成で制作した。ダイジェストのため残念ながら早回しで雰囲気を伝えることしか出来ない。実際に鑑賞や体験することが一番だけど、知ることや感じること。何かのきっかけになってほしい。

浅沼 奨 / Susumu Asanuma

2008年から「人・アート・地域の関わりを生みだすスペース」KAPLーコシガヤアートポイント・ラボーを運営。かがわ・山なみ芸術祭2016(綾川町エリア)ではドキュメンタリー映像作家として参加し、さいたまトリエンナーレ2016(SMF学校)ではスマホを使った動画撮影編集のワークショップを行う。フリーランスの映像クリエイター/フォトグラファーとして企業内CM・学校紹介の映像や指南本執筆、動画講師など、精力的に活動中。

The tail just beats cymbals−シッポがシンバルをただたたく

展示場所: プラザノース2Fギャラリー5,6,7

鉄製の犬が、尻尾でシンバルをけたたましく鳴らすパフォーマンス作品。この行為自体に特段意味は無く、車上に設置された犬の尻尾がただただ激しくシンバルを叩き続ける。私のパフォーマンスは、現代アートの文脈からいつも逸脱しがちだが、公然と無意味な行為をすることにおいて、題目つけてそれらしい意味を持たせる必要はないと考えている。むしろノーメッセージの方が、よっぽどアーティスティックだと思うからだ。

飯島 浩二 / Koji Iijima

1973年横浜市生まれ、さいたま市在住。1997年武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業後、動力搭載の立体作品とパフォーマンスを結合させ、観客とのコミュニケーションを誘発するアート活動を行う。2007年からは活動拠点を米国に移し、文化庁在外芸術研修二年派遣を終え2011年に帰国。主な展覧会に光州ビエンナーレ2004(韓国)、パリクティン火山芸術祭2008(メキシコ)、さいたまトリエンナーレ2016[ホームベースプロジェクト]などがある。

特殊照明 市川平式移動光源装置

展示場所: プラザノース2Fギャラリー5,6,7

元彫刻家の特殊照明作家として様々な表現者とのコラボレーションを実現させるアートワークに興味が移ってきました。数多くの偶然の組合せを経験するプロジェクト。

市川 平 / Ichikawa Taira

1965年東京都生まれ。1991年武蔵野美術大学大学院修了。1991年第2回キリンコンテンポラリーアワード受賞、1993年第3回ジャパンアートスカラシップ受賞。1988年「ドームのないプラネタリウム」を制作、それ以降現代的なモチーフを選び彫刻でありながら様々な素材、要素を取り入れ、いわゆるSF的な物語性を感じさせる作品群を作り続けている。近年では「ドームツアープロジェ クト」「マジカルミキサープロジェクト」などの目標達成型アートワークを手掛ける。近年多数のコラボレーションワークを実現させている。

「領域なのか、いとなみなのか、」

展示場所: プラザノース2Fギャラリー8

私の場合、終わりなく運動し続けるというかたち、特に回転運動を含む表現を多用してきている。これは、80年台初頭に出会い、意識化された町工場の風景から見出された、生産ということ・時代的情況等に纏わる問いかけにより始まった。そしてバブル期を経てのち、30年近くの時代が駆け抜けていった今を私的に検証してみたいと思った。当初の作品の断片を参照しつつ「終わりなき回転」を援用しながら、これからを考えてみようということかな。

牛島 達治 / USHIJIMA Tatsuji

80年なかばよりメカニカルな動く作品を制作し始める。初期の頃はそれらを「無用な機械たち」と呼び、そこから表現活動が始まった。活動を進めてゆくなかで興味の対象が手のひらの中の出来事から、身体的な大きさに広がり、やがて建築的なスケールでの出来事へと領域を拡張しながら現在に至っている。美術館やギャラリーといった場所以外にも街の中のコミッションワークや越後妻有の里山などの地域をめぐる展覧会にも関わる事も多い。

“Sound Wars from The Hole”

展示場所: プラザノース2Fウィンドウギャラリー

埼玉県出身の映像作家である小鷹拓郎と、香港のサウンドアーティストSing Jantzenが2016年に結成したサウンドアートユニット「sound potato」による路上パフォーマンスのドキュメント映像。これまで砂漠で車が横転、崖から転落して複雑骨折、作品が原因で裁判沙汰になったりと数々のアクシデントに見舞われながら生き延びてきた不運な二人がタッグを組み、2014年に香港全土を巻き込んだ雨傘運動の中心地「旺角(モンコック)」に繰り出してゆく。最低なサウンドと愛をあなたへ。

小鷹 拓郎 / Takuro Kotaka

1984年埼玉県生まれ。これまでアフリカ、中東、アジア各国に滞在し、フィクションとドキュメンタリーを織り交ぜた映像作品を発表。近年はUFOや宇宙人といった超常現象と社会構造を融合させたSF映画シリーズの制作に取り組む。 主な展覧会に、2019年「Beyond the Final Frontier」(Subhashokアートセンター)、2018年「Political Planet X」(CMUアートセンター)、「Warking Title:Kaleido Asia」(タイ国立フィルムアーカイブ)など。 平成29年度文化庁新進芸術家海外研修員としてタイ・チェンマイで一年間研修。

「波門」

展示場所: プラザノース2Fギャラリー5,6,7

主に鉄の線材を溶接及びボルトナット等により接合させ塗料で着色後焼成し、パラフィンや樹脂を塗布し素材の実体を変出させた部材を組合せた作品。線材自体とそれらによって顕れる空間による、虚と実の両義的な関係における在るという潜在意識に対する問い掛けの試み。

樋口 保喜 / Higuchi Yasuki

埼玉県さいたま市在住。1991年より個展を開催。2018年ギャラリー檜 F/東京、2017年ギャラリー檜 c/東京、2015年ギャラリー檜 e・F/東京、2011年プラザギャラリー/東京、2006年ギャラリー21+葉/東京、2004年継続する意志 - Vol.5/ギャラリー21+葉/東京 等他グループ展多数。

Repetition game

展示場所: プラザノース2Fウインドウギャラリー

空間、時間、物理性などをテーマにインターネットから収集した「データ」を用いて作品をつくっています。PC内の仮想空間にアッサンブラージュのような彫刻をつくり、それに動きや新たな秩序を加えていき、最終的にはあるエピソードを持った映像としてアウトプットしています。ありえるかもしれない世界の別のヴァージョンをいくつも試す。そのことによって、現実の事物間の関係性を問い直そうとしているのかもしれません。

平田 尚也 / naoya HIRATA

1991年生まれ。埼玉県さいたま市在住。2014年武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。主な展覧会に「不完全な監獄」(ガーディアン・ガーデン、東京、2019)、「TOKYO CANAL LINKS #10」(B&C HALL、東京、2018)、「EWAAC London」(La Galleria Pall Mall、ロンドン、2017)受賞歴に「群馬青年ビエンナーレ 2019」ガトーフェスタ ハラダ賞受賞(2019)、「第21回文化庁メディア芸術祭」アート部門審査委員会推薦作品選出(2018)、「第18回グラフィック『1_WALL展』」グランプリ(2018)など。

「urnto 18-4」

展示場所: プラザノース2Fギャラリー8

量販店で雑多に売られている安価な商品の売り場の中から、どこかの誰かが偶然作り出した「空間を内包する形」を探す。その形をそのまま”型”として受け取り、中に1羽の鳥を詰め込む。 内と外で異なる価値・性質のものを無理やり1つにすることで曖昧になってしまったところからもう一度、存在を問いかける作品。

永井 天陽 / Nagai Solaya

埼玉県飯能市出身。2016年に武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コースを修了。ものの意味や在り方をそっと問い直すことをきっかけに、誰も見たことがないような新たな彫刻の在り方を追求したいと考えている。これまでの主な個展として、2014年「北に歩いて南へ向かう(八角堂プロジェクト PHASE2014 Part3)」青森県立美術館/青森、2018年「名無しのかたち」武蔵野美術大学 gFAL / 東京、などがある。

untitled

展示場所: ステラタウン2Fセンターコート

様々な目的で愛されていた玩具が、それぞれの理由で捨てられて行く。
ごみになっても彼等は笑顔でこちらを見ているが、虚ろな感情がただのプラスチックの破片であるという事を再認識させる。
壊れたプロダクトの亡霊として、ぼやけたペインティングを用いて立体にする事でもう一度魂を与える。

成田 輝 / Hikaru Narita

1989年青森県出身、埼玉県在住。2013 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。2015年武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻彫刻コース卒業。主な個展に、2018年『HOLLOW』ANAGRA(tokyo)、2017年『SPACE SHIP』(tokyo)
主なグループ展に、2018年『現代美術ヤミ市』(tokyo)など。

house、building

展示場所: プラザノース2Fギャラリー5,6,7

目の前に広がっている風景は様々な情報があふれ、それだけではただ要素の寄せ集めでしかない。そこから必要な情報だけを抜き取り意味を結びつけたイメージの世界を見ている。ただ、有用な情報によって認識している風景というものは、実際には氾濫した情報に飲まれ見えていないのかもしれない。
意識しているようでされていない曖昧な風景から情報を削ぎ落した形を取り出すことで、今まで何をみていたのだろうか。

森 洋樹 / Hiroki Mori

1988 年富山県生まれ。武蔵野美術大学大学院を修了。
風景をモチーフとして、フォルム、色など要素を取り出している。
2017 年大黒屋現代アート展(大黒屋)2017 年景色の手ざわり(ガレリア青猫)
2017 年surface(GalleryKingyo)2018 年outside(GalleryKingyo)
2018 年oneside(銀座蔦屋書店 GINZA ATRIUM)

ものモノ#屋上の乗れる熊

展示場所: 大宮北ハウジングステージインフォメーションセンター

人間が熊に跨がれるはずはないのだけれど、ものでもって代替する。心は金太郎。

山本 麻璃絵 / Marie Yamamoto

1988年東京都生まれ。 2012年武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻彫刻コース修了。主な展覧会として 2019年「wood shot」(キヤノンデジタルハウス銀座、東京)2015年「ものごころ展」(ふなばしアンデルセン公園子ども美術館、千葉)2012年「そのかたち、そのそざい 木彫り出す様相」(さいたまプラザノース、埼玉)などがある。「第14回岡本太郎現代芸術賞」特別賞受賞。

「ラッパー原点」 ・映像、パフォーマンス作品

展示場所: プラザノース2Fギャラリー6

「ラッパー宣言」「ラッパー宣伝」に続く第三作。語り、スピーチ、近況報告、余談、フリースタイルラップ。自身が育った埼玉、地元への感謝と愛、地元を離れようとする意思。原点をここに定める。

shin-sei

1995年生まれ。さいたま市出身のラッパー。武蔵野美術大学彫刻学科を卒業。在学中にヒップホップと出会う。数々のライブハウスでのオープンマイクや、路上のサイファーに飛び入り参加。主な代表作は、一生涯ラッパーである事を宣言する映像作品「ラッパー宣言」や、3日間合計15時間のフリースタイルラップパフォーマンス「ラッパー宣伝」など。

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名称:『アーツさいたま・きたまちフェスタ Vol.5・ASK5』
展覧会参加予定作家: 浅沼奨、飯島浩二、市川平、牛島達治、小鷹拓郎、樋口保喜、平田尚也、永井天陽、成田輝、森洋樹、山本麻璃絵、shin-sei
主催: アーツさいたま・きたまち実行委員会
後援: さいたま市
協賛: ノーザンハート・きたまち発展会ほか
©アーツさいたま・きたまちフェスタ実行委員会